スクワットすると痩せる??
こんにちは上野です( ´∀`)
先日、SNSでこんな投稿を見ました。
「スクワットをすると痩せると聞いたので、毎日300回、30日間やったのですが痩せません。なぜでしょうか?」
まず、この方、300回を30日続けるって相当気合入っていてすごいです!!
このような方は、正しいルートに置いてあげればすぐに結果が出る方です。
とそれは置いといてなぜなのかをお伝えしていきたいと思います。
スクワットをすると痩せる
そもそもなぜそんな情報が出ているかというと、スクワットをすると痩せる。
実際は
痩せるには何したらいいですか?
→筋トレです。
筋トレは何をしたらいいですか?
→一番筋肉量が多い下半身を鍛えるスクワットです。
こんな感じで痩せるにはスクワットというイメージが広がったのかなと思います。
実際にYouTubeや私のブログなんかでも、痩せるにはスクワットがいい!
みたいなことを書いたり発信していたりしますよね。
実際の話では
スクワットをすると痩せるのではなくて、ダイエットをする上で、筋肉をしっかりつけて代謝を落とさないようにするにはスクワットが効率がいいよという話です。
ただし本来は、スクワットだけじゃ下半身しか鍛えられないので上半身の種目ももちろんですし、筋トレだけで痩せることは難しいので食事管理が必要になります。
スクワットの効果
そもそもスクワットの効果、いや筋トレの効果は、筋肉の成長です。
量が増えたり、出力が増えたり、出来ないことが出来るようになったりすることが筋トレの効果になります。
体脂肪を燃やす効果はそれほど高くありません。
それはもちろんスクワットも同じです。
痩せるには?
では痩せるにはどうしたらいいか?
体脂肪を減らすにはエネルギーを使わなければいけません。
人間がエネルギーを使う方法は3つ。
1つ目は身体を生かすこと。
つまり生きているだけで心臓を動かしたり、内臓が働いたりとエネルギーを使います。
2つ目は文字通り動く。
歩く、走る、移動する、仕事をする、育児をする、洗濯をするといったありとあらゆる動きでエネルギーを消費します。
3つ目は食べる。
食べると食べたものを消化吸収するために内臓が働きます。
その際にエネルギーを使います。
この順番はそのまま消費量の順番になっています。
ですから、生きることが一番エネルギーを消費して、次に動くこと、そして食べることは10%くらいの比率になってきます。
そして1つ目の消費では心臓を増やしたり2倍生きるということはできません。
コントロールして増やせるものは実は筋肉なのです。
筋肉の量が増えれば増えるほどエネルギーの消費が増えます。
つまり生きているだけでエネルギーを使ってくれるのです。
ということは痩せるには
筋肉量を増やして、さらに動く量を増やせばエネルギーをたくさん消費してくれるということになります。
もちろんエネルギーを摂取する方も気をつけないといくらエネルギーを消費しても減ることはありません。
最終的な答え
冒頭の話に戻りましょう。
300回を30日やっても痩せなかったというのはなぜか?
まず300回を毎日出来るということは、そのスクワットは正しくない可能性があります。
初めての方(と推測される)が300回もやったら疲れるし、そもそも出来ない可能性もあります。
もし出来たとしてもそれを30日、いや始めの1週間なんかは筋肉痛などで続けられないかなと思います。
ですから、300回出来るくらいのスクワットをやっていた可能性があるということです。
それは要するに軽めのスクワットで、あまり筋肉をつけるには役立っていなかったかもしれないということになります。
2つ目は、30日間という期間。
仮にスクワットを毎日300回すれば30分前後の運動になります。
消費するカロリーはたかがしれていて、ご飯一杯とか、1食分にはならないくらいのエネルギー量と思われます。
食事には言及されていませんでしたが、もし普通に食事(この場合、痩せようと思うくらいであればややカロリーが高い食事をしていた可能性がある)した場合は痩せるほどのエネルギーを消費していない可能性が高いでしょう。
3つ目は今まさに言った食事。
例え毎日100km走ったとしてもそれと同じエネルギー量を摂取したら痩せません。
もしこの方が食事を多く摂っていたら痩せることはないでしょう。
まとめ
ということで今回はSNSで見かけた投稿についてお伝えしてみました。
本当に簡単に要約すると、痩せるには食事と運動が大事だよ!
ということでした。
それでは!
著者
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美脚美尻美姿勢を丸ごと手に入れる
美筋トレ専門パーソナルトレーナー
上野 喜貴(うえの よしたか)
埼玉県坂戸市出身
3人兄姉の長男として生まれ、幼少期から野球を始める。プロを目指し日々練習に取り組むが断念。
肘をケガした経験や、より多くの方にスポーツを楽しんでもらいたいという想いからスポーツトレーナーの専門学校へ進学。
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