777 大学駅伝の見方

大学駅伝の見方

 

こんにちは上野です( ´∀`)

今日は趣味の話です。

せっかくなので皆さんもこれを読んで秋のスポーツを楽しんでください。

スポーツを楽しむポイントは

バックグラウンドを知る

ということです。

例えば高校野球を見ようと思った時に、夏の埼玉県予選決勝を観戦するとしましょう。

2024年でいえば花咲徳栄高校が昌平高校を破って甲子園出場を決めた試合ですが、実はこの2校は秋も春も県大会決勝で対戦しています。

いずれも花咲徳栄が勝っていて、昌平にとっては夏がラストチャンス、三度目の正直で悲願の甲子園出場をかけた大一番だったわけです。

これだけ知っててもただの決勝戦じゃないことがわかりますね。

もっと深く知りたかったら例えばメンバーを見て誰と誰が中学時代同じチームだったとか、違うチームだけど同じく全国大会の決勝で対戦しているとか、そういったところまで知っているとより楽しめます。

 

そんなところで大学駅伝のお話。

先週行われたのが全日本大学駅伝

大学駅伝は10月の出雲駅伝、11月の全日本、そして1月の箱根駅伝を三大駅伝と称します。

この3つ全てを勝つと大学駅伝三冠の称号が与えられるのですが、未だかつて三冠を達成したチームは、1990年の大東文化大学、2000年の順天堂大学、2010年の早稲田大学、2016年の青山学院、2022年の駒澤大学の5校だけです。

2024年シーズンは箱根を制した青山学院の戦力が充実しており、青学を軸として駒沢、國學院、中央といったところが後を追うというような戦前の予想でした。

そして始まった10月の出雲駅伝。

青学、駒沢、國學院の3校が拮抗しながらアンカー対決となり、見事、学生最強ランナー駒沢の篠原選手を破った初マラソン日本記録保持者の平林選手要する國學院が優勝しました。

それでも大学駅伝は出雲、全日本、箱根の順に1区間の距離が長くなり、更に出走する人数も増えることから、層が厚い大学が有利となっていきます。

出雲は僅差で國學院が勝ったけど、全日本、箱根は青学だろうという声もまだまだありました。

そして先週の全日本大学駅伝。

1区は団子状態で繋ぎ、2区でまさかの駒澤大学の1年生桑田選手が遅れ、駒大が優勝戦線から離脱。

その中抜け出したのが優勝候補筆頭の青学のエース格鶴川選手と創価大の吉田選手。

鶴川選手が区間賞でトップに。

3区スーパールーキーの折田選手も無難に繋ぎ、4区はこちらもエース格の黒田選手。

黒田選手は区間新の走りで青学が4区終了時点で2位の城西大と1分20秒差くらい、3位國學院とは1分30秒の差がありました。

國學院は後半区間に強いランナーを揃える戦略で後半追い上げをします。

5区と6区で野中選手、山本選手が連続区間賞で一気に先頭の青学に4秒差まで追いつきます。

7区は長距離区間で青学がエース格の太田選手、國學院は大エースの平林選手。

この時点で出遅れていた駒沢が5位まで順位を上げてきており、更に7区は学生最強の篠原選手。

ただ、差がちょっと多すぎるかなという感じでした。

7区は太田選手が意地を見せ4秒差でアンカーへ。

8区の青学、塩出選手対國學院の上原選手。

2人はしばらく並走しますが10キロ行かないところで國學院の上原選手がでます。

試合後のインタビューで國學院の上原選手が言っていたように、後ろから駒沢の山川選手が猛烈に追い上げてきていると知らされてペースを上げたそうです。

結果、そのまま國學院大学が全日本を初優勝。

これで出雲と合わせて2冠を達成。

2位には猛烈な追い上げを見せた駒澤大学、3位はアンカーで敗れた青山学院大学。

距離が長い方がアクシデントなどが起きやすいが、実力は顕著に出るため、選手層が厚い青山学院が有利かと思いましたが、國學院が全日本を取ったこと、駒沢が怪物の佐藤圭汰選手が出場していないことを考えると、箱根はまたこの3校が鎬を削る戦いになるんじゃないかなと思います。

ということでこの2つの駅伝を見た上で、また来週に迫った上尾ハーフマラソンなど各地のハーフマラソンでの結果を見て、箱根はどんなメンバーがどんな走りをするか予想しながら見るとより楽しめるということになります。

特に何もなければ、箱根は2区で國學院・平林、青学・黒田、駒沢・篠原が激突します。

そうなると3区に配置される選手が重要になります。

というのを頭に入れて12月末のエントリーを楽しみにしましょう!

それでは!

 

 

 

著者

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美脚美尻美姿勢を丸ごと手に入れる
美筋トレ専門パーソナルトレーナー

 

 

 

上野 喜貴(うえの よしたか)

埼玉県坂戸市出身

3人兄姉の長男として生まれ、幼少期から野球を始める。プロを目指し日々練習に取り組むが断念。

肘をケガした経験や、より多くの方にスポーツを楽しんでもらいたいという想いからスポーツトレーナーの専門学校へ進学。

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