著者
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美脚美尻美姿勢を丸ごと手に入れる
美筋トレ専門パーソナルトレーナー
上野 喜貴(うえの よしたか)
埼玉県坂戸市出身
3人兄姉の長男として生まれ、幼少期から野球を始める。プロを目指し日々練習に取り組むが断念。
肘をケガした経験や、より多くの方にスポーツを楽しんでもらいたいという想いからスポーツトレーナーの専門学校へ進学。
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こんにちは!
代表の上野です( ´∀`)
今日のテーマはズバリ「1日に食べていいたまごの数」ということでお伝えします。
さて、卵といえば、タンパク質が豊富で1日に1個は食べたい食材のひとつですよね。
しかし、以前からこんなことが噂されていましたね。
「卵を食べ過ぎるとコレステロール値が上がってしまう」
タンパク質はとりたい、でも卵をいっぱい食べたらコレステロール値が上がってしまうからまずい!!
そう思った方も多いでしょう。
たまたま最近始めたお客様で、タンパク質をこのくらいとるようにしましょう!といったところ、卵は何個まで食べていいのか?という質問をいただいたので、こんな記事を書いております。
たまごとは?
そもそも卵は鶏卵を指します。そして卵はアミノ酸スコア100でともて質が高くタンパク質が豊富で、よくボディビルダーとかが10個くらい一気飲みしているのを見たことがある人もいるでしょう。
ご存知の通り、生でも焼いても、煮ても、茹でても全部おいしい卵、結局一番おいしのはTKG!なんていう方もいらっしゃいますね!
しかし、コレステロール値が高いから1日にそんなにたくさん食べてはダメだというイメージがある方もいらっしゃると思います。
そこで、1日に何個までなら食べていいかをお伝えしていきましょう!
結論
結論から言いますと、1日に1個、2個くらいが妥当でしょう。しかし、特に制限があるわけではないので、好きだったり、料理として3個も4個も使うという場合は問題なく食べて大丈夫でしょう。
それではそれがなぜかを説明していきます。
コレステロール値
そもそもタンパク質が豊富なんだからいっぱい食べたい!でもなぜ食べていいかわからないかは、このコレステロールというやつがいるからですよね。
ではコレステロールとはなんぞや?
コレステロールとは主に2種類あるいわゆる脂質です。
実はいらないものではなくて、体内で様々なお仕事をしてくれています。2種類のコレステロールのうち、LDLコレステロール、いわゆる悪玉とHDLコレステロール、善玉があります。
LDLが多くなりすぎると、動脈硬化を引き起こしたりして、心筋梗塞や脳梗塞などの原因になる場合があります。
しかし、HDLはそれらを回収する働きがありますので、とらなすぎてもダメだし、とりすぎてもダメ、要するにバランスが保たれていると正常な働きをしてくれますので、怖がりすぎる必要はないということです。
さらに、現在は、コレステロール値に厚生省からの目標値はありません。それはコレステロール値が高いと何かを引き起こすという決定的なエビデンスに欠けているため、とりすぎは良くないが目標値を定めるほどでもないといったところでしょうか。
何個までOK?
ではいったい何個まで食べてもいいのでしょうか?
先ほども述べましたが10個も20個も食べると、コレステロール値も上がるということもさることがながら、飽和脂肪酸(良くとれちゃう脂肪)をとりすぎてしまう懸念があります。
確かにタンパク質は豊富ですが、他にもアミノ酸スコアが100で豊富な食材はたくさんありますので、10個20個を食べるのではなくて、せいぜい5個くらいまでにしておいて、足らないタンパク質は別の食材で摂取することをオススメします。
結局は一個の食材をずっと食べていると栄養が偏るので、ほどほどにして色々なものを食べるのがベストということになります。
ですので、毎日20個食べてます!という方でなければ、卵の数を機にする必要はないでしょう。
まとめ
卵は、タンパク質が豊富な食材です。しかし気になっていたのはコレステロールの量。
ですが、コレステロールはそこまで問題ではなく、必要なものでもあるのである程度摂取するのは問題なし。
むしろ脂肪酸などがとりすぎてしまう心配もあるのでそちらを注意したい。
ですが、1日に10個20個食べているわけでもなければ、ダイエットや筋力アップ中で、意識して卵を食べようという形でしたら、少々多くして食べても問題はないでしょう。
そして、最終的にはバランスが重要になりますので、卵もお肉もサラダも魚もバランスよく摂取してもらうのが理想と思っていてください。
それでは!