上尾、川越エリアで活動する細く締まったカラダを
手に入れる美筋トレ専門トレーナー
上野です(^^)/
さて、本日は東京マラソン2019ということで
参加したかったのですが抽選の壁は厚く
当然ながら落選!!
しかし注目の日本記録保持者の
大迫傑選手
海外勢は昨年の覇者
ディクソン・チュンバ選手
さらにまだまだ
日本育ちのケニア人ランナー
ビダン・カロキ選手
日本薬科大の留学生
サイモン・カリウキ選手
日本からは
MGC獲得者の
佐藤悠基選手
中村匠吾選手
木滑良選手
MGC獲得を狙う
神野大地選手
一色恭志選手
下田裕太選手
藤川拓也選手
の青学勢!
そして
今井正人選手
設楽啓太選手
などなど
目白押しでした!!
優勝はエチオピアからの参戦
レゲセ選手が2時間4分48秒と
4分台でフィニッシュ!
なんと日本人1位は
中央大学の堀尾謙介選手でした!
2時間10分台とはいえ、この雨、この寒さで
なんといっても大迫選手や佐藤選手といった
トップ選手を押しのけて学生が1位という
快挙です!!
ただ、知らない方のために解説!
今、日本のマラソンランナーはほぼ全員が
一つの目標に向かって頑張っています!
それが東京オリンピック!!
ご存じのとおり来年2020年に開催されます。
例年なら、前年の世界選手権入賞者と
前年シーズン(今回なら2019年~20年)の
指定大会、例年だと男子は福岡、東京、びわ湖の3大会
女子はさいたま、大阪、名古屋の3大会
でタイムと順位を考慮して陸連が選考するという
スタイルでした。
しかし、近年のマラソン界の低迷、世界との差を埋めるべく
瀬古リーダーの元、誕生したのが
マラソングランドチャンピオンシップ
略してMGC!
要するに2020年の東京オリンピックのマラソン代表
3名を選ぶ大会を2019年9月にやるよと!
そんで、MGCに出るにはいい記録で走ったことがある人
だけ出れるよ!
という条件が出されました!
男子の主要大会は福岡、東京、びわ湖は変わらず
そこで、順位とタイムをクリアするとMGCに
出場することが出来るわけですね!
なのでオリンピックを目指す人は、必ずどこかの
選考レースに出て、MGC出場権をとらなくては
いけないのです!
その中で、昨年、日本記録を更新した設楽悠太選手や
大迫選手を始め20数名がすでにMGC出場が決定しています。
なのですでに獲得している選手は今日の東京マラソンは
なんらかの目的を持って走ることになります。
神野選手や今井選手など、まだ出場が確定していない
選手はMGCをかけて走らなくてはいけません。
そうなると今日の走りには違いが出て当然になります。
なぜなら、MGCを獲得していない選手はもう時間が
ないので東京かびわ湖で成績を出すか、海外のレースで
そこそこのタイムを出すかの2択になります。
仮に東京で取れなくても海外にチャレンジは出来ます!
がそれでも残された時間はあと2レースといったところ!
(本来なら年に1回出ればいい方なのに短期間で2本も3本も
走らなくてはいけない)
そこで、ここからは推測ですが
すでにMGCを獲得していて先頭に
ついていきそうだった選手は3名!
大迫選手、佐藤選手、中村選手です。
この3名は先頭にいけるところまで
ついていって、世界と勝負するのが
目的だったはず!
ゆえに、今回の大迫選手の棄権や
佐藤選手、中村選手の失速は
充分ありえたわけですね。
なにせ、30㎞くらいまで佐藤選手は
日本記録のペースでしたから。
かたや、今井選手や神野選手、その他の
選手はMGCをかけて順位とタイムが
ほしかったわけです。
無理して海外勢についていって失速!
なんてことになるとチャンスがほぼなくなる
わけなので、最初から先頭についていかない
という作戦になります。
その結果、堀尾選手、今井選手、藤川選手が
順位とタイムで、神野選手がワイルドカードで
MGC出場権を獲得しました。
なので、ほんとに楽しいワクワクするレース
というのは9月の
「マラソングランドチャンピオンシップ」
ということになります。
今まで、選考会とかが分かれていましたし
日本人がガチでマラソンで優勝争いする
レースってなかったわけですよ。
9月なのでタイムは期待できませんが
もしかしたら箱根駅伝の1区のような
展開になるかもしれないし
誰かが荒らすかもしれないし
楽しみです。
長くなりましたが完全趣味な記事
最後までお読み頂きありがとうございました。