著者
=======================================================
美脚美尻美姿勢を丸ごと手に入れる
美筋トレ専門パーソナルトレーナー
上野 喜貴(うえの よしたか)
埼玉県坂戸市出身
3人兄姉の長男として生まれ、幼少期から野球を始める。プロを目指し日々練習に取り組むが断念。
肘をケガした経験や、より多くの方にスポーツを楽しんでもらいたいという想いからスポーツトレーナーの専門学校へ進学。
=======================================================
こんにちは!
代表の上野です( ´∀`)
さて今日のテーマは「筋トレをしたら太くなる?してもいい?」ということでお伝えしていきます。
ダイエットの時にするのが筋トレ、栄養管理、しっかり休息という3つ。
よく見かけるのが栄養管理だけにフォーカスしがちなダイエット法ですよね。例えばファスティングや置き換えダイエットの商品などはまさにそれです。
きちんと理解していれば、それは前述の3つのうちの1つですから、ダメなことでもないし、それだけでいいってわけでもないということになりますよね。
例えるなら、おしゃれな服装をしていこうと思って、とにかくトップスだけに力をいれて、すごい上だけ可愛いみたいな。
そのトップス、めちゃくちゃおしゃれなのに、そのジーパン汚れてますけど。えー!脱いだらキティちゃんのパンツやん!!
みたいな状態だということです。(キティちゃんのパンツでもいいですけど)
要するにトップスだけに力入れてもトータルでおしゃれですねとはならないよっていうこと。
ダイエットも栄養だけ管理してもダイエット成功ですね!とはならないということです。
では筋肉トレーニングはやるとして、不安な部分がこれ「太くなっちゃわないの?」という疑問ですよね。
これも多くのネットやSNSで言われている通り、女性はそこまで太くならないのです。
しかし、私はここがミソだと思っていて、「そこまで、太くならない」そこまでってどこまでやねん!!
そもそも、筋肉は、いくつかの種類があり、その種類によって特徴があります。
瞬発力を発揮するが持久力に乏しい速筋繊維、大きな力は発揮できないが持久力に長ける遅筋線維。
瞬発力を発揮する=大きな力を発揮する=筋肉の繊維が太い
持久力を発揮する=小さい力しか発揮できない=筋肉の繊維が速筋繊維に比べて細い
筋肉は筋原繊維と呼ばれる繊維が太くなり、その束である筋繊維が太くなります。結果、筋肉が太くなるわけですが、太くするにはそれなりの負荷と、充分な栄養、充分な休養が必要です。
そして、もう一つ欠かせないのが男性ホルモンの存在。
男性ホルモンが筋肉を大きくすると言っても過言ではないくらい。
裏を返すと、女性は太くなりづらいのです。
つまり、筋トレをしっかり理解して充分な負荷を速筋繊維に与え、計算された栄養をとり、しっかり休養をとった男性は太くなりやすいのです。
よくわからず筋トレをして、体重が減るような栄養をとり、きちんとしてない頻度でトレーニングしている女性の場合は太くならないのです。
けどここもまたミソで、今はYouTubeなどで正しい筋トレの方法や太くする方法がたらふくアップされています。
よくわからないままそういったYouTubeを見て筋トレに励み、きちんとタンパク質を摂ると女性でも太くなることはあるでしょう。
というのも、今の筋肉の量より増えれば体脂肪が減っていない場合は当然太くなりますし、仮に体脂肪が減って実測では減っているのにも関わらず筋肉の線やカットが出て、太く見える、がっちり見えるということがあります。
これが先ほどいったミソで、そこまで太くならないのですが、筋トレにめちゃくちゃ励んだ結果、がっちり見えることがあると思っているといいでしょう。
ちょっと待ってよ!
でも筋トレはした方がいいんでしょ?
私がくるりを経営していて、お客さんが来ないとダメだから筋トレをしろ!といっているわけではなくて(笑)本当に、筋トレをしないとどうなるか?
体重の減少とともに筋肉量が間違いなく落ちます。
筋肉量が落ちると代謝が落ちます。(エネルギーを使わなくなります)
結果、元の食事に戻すとリバウンドします。しかも、リバウンドすると筋肉量は元には戻りませんから、例えば60キロの人で10キロ落とした時に5キロが体脂肪、5キロが筋肉だったら、50キロになって食事を戻した結果、10キロ増えて元に戻ってしまったーと嘆くでしょう。
けど、戻っただけだから振り出しだ!と思っていたら大間違いで、10キロ戻った内訳が9キロ脂肪の1キロ筋肉といった具合でしょう。
なので体脂肪率は激増し、見た目も以前よりぽっちゃりの印象になってしまいます。
これがリバウンドの怖いところ。
ではどうするか?
それは、やはり筋肉をしっかりつけつつ、ダイエットの栄養を摂ることで大きく筋肉量を増やさず、かつ落とさないようにトレーニングをする必要があります。
ちなみにくるりではそうなるようなトレーニングをやってます!
まとめますと、筋トレをしてもすごく太くなることはないけど、人によって感じ方が違うため、個人に合ったトレーニングをする必要がある。マッチョ系YouTuberなどのトレーニングを真似すると太くなる可能性もあるし、ゴツくなる可能性もある。
しかし、きちんと筋トレ、栄養、休養を自身の合った方法で行えば決して太くゴツくなることなく、かつリバウンドもしにくい体も保てて、運動能力としても向上するのでダイエットに筋トレは必須。
ということで筋トレを太くなるからしないではなく、綺麗になるためにしてください!
上野からは以上です。