著者
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美脚美尻美姿勢を丸ごと手に入れる
美筋トレ専門パーソナルトレーナー
上野 喜貴(うえの よしたか)
埼玉県坂戸市出身
3人兄姉の長男として生まれ、幼少期から野球を始める。プロを目指し日々練習に取り組むが断念。
肘をケガした経験や、より多くの方にスポーツを楽しんでもらいたいという想いからスポーツトレーナーの専門学校へ進学。
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こんにちは!
代表トレーナーの上野です( ´∀`)
ダイエットってモチベーションが大事なんです。なぜなら継続しないといけないから。痩せるまでは痩せることを目標に頑張るからモチベーションは続くけど、維持するって大変なんです。
維持ってモチベーションにならないことが多いから。
くるりではダイエット成功後は何か新しいスポーツにチャレンジすることをオススメしています。個人的にはランニングをやっているからランニングをオススメしちゃいますけど(野球もやってるけど圧倒的に女性の方が多いのでなかなかとっつきにくいでしょうし)
ということで、何回かやってる今日はマラソンの見方!
マラソンとは
マラソンの起源は〜はあまり興味がないと思いますので、マラソンは42.195kmの距離を走る競技ですね。陸上競技の一つでご存知の通りオリンピック種目にもなっています。
我々市民ランナーは一般的には、フルマラソン=42kmのやつ、ハーフマラソン、10km、5kmのロードレースをランニングのレースとして参加することが多いです。他にも10マイルとか、20キロとか30キロとか100kmとかありますけど一番多いのは最初の4種目。
ちなみに陸上競技の10000mと10kmはロードかトラックかの違いです。駅伝などの途中での計測で1万メートルの日本記録が出ても公認されることはありません。
マラソンと駅伝の楽しみ方の違い
マラソンは1人がスタートからゴールまで走る競技です。駅伝は数人で繋ぐ競技なので楽しみ方が変わります。例えばマラソンはスタートから30kmくらいまでは優勝争いに変化がないことが多いです。たまに30km未満で飛び出す人がいますがよほどの力がないと押しきれません。
なのでマラソンをテレビで見るときは前半は、トイレ休憩、瀬古さんの話、増田さんの話に耳を傾ける、みかんを食べるなどの暇つぶしが必要です。
30km以降はどこで誰が仕掛けるかがポイントになり、それまでに余裕を残している人が勝つので一番目立ってない人が勝ったりすることがあります。30kmからの放送は、トイレ休憩なしに見ましょう。
ただそれはマラソンのレースを全体的に見る場合。例えばレース戦前から、誰が有力だの誰が速いだのという情報を入れておくと、最初の段階で誰が先頭集団にいて、誰に余裕があってなんていうのを見たり、渡辺康幸さんの解説を参考に聞いて予想しながら見ていると42km全部楽しめます。
駅伝は、数人でたすきをつないでゴールする方式なので、1区間1区間が勝負ですし、ランナーによって力の差があるためマラソンではほぼ不可能な、後ろから追い抜いて逆転!なんていう展開が多々あります。
マラソンは最初から先頭にいないとほぼ優勝はありませんが、駅伝は1区で区間賞のチームが優勝するということが絶対ではないのです。(箱根は長いので特に)
高校駅伝のようでに1区にエースが集い、だいたい3区までで勝負が決まるという大会もあります。
日本人が駅伝が好きな理由がなんとなくわかりますね。マラソンは前半ヒマで、駅伝は最初からずっと面白い展開なのです。
史上最高に面白かったマラソンレース
上記のようにどうしてもマラソンより駅伝の方が楽しくなってしまう。さらに付け加えるとマラソンは全国大会というのがありませんでした。オリンピック代表を決める際も、他の競技は日本選手権で優勝しなおかつ標準記録を突破する。というのが条件だったりするのですが、マラソンは4つの選考レースで上位3名を選ぶという物議しか生まない選考方法のため一つ一つのレース自体は、有力選手が4つに分散されるという状態。
それが東京オリンピックの選考方法は違いました。記憶に新しい人もいると思いますが、マラソングランドチャンピオンシップというのを開催したのです。いわゆるMGCというやつ。
今までの4つの選考レースで上位者、標準タイムをクリアするとMGC参加権を獲得できて、その出場者を集めてレースを開き上位2名が内定、3位の人はラストイヤーのレースとの比較(明確なタイムがある)で選考されるというもの。
まさにそのMGCは今までの日本史上最高に面白いレースになったのです。
日本で今、一番速い上位30名くらいが一気にオリンピックをかけてレースするんですからそりゃ面白いわ。
ちなみに私は歴史的レースを見逃すまいと、当時は工事中の国立競技場まで行きまして、生で観戦してきました。
男子では当時有力と言われていたのが日本記録保持者の大迫傑と前日本記録保持者の設楽悠太。
レース展開としては設楽悠太がスタートから飛び出して、大集団がそれを追うという展開。
最終的には最後まで我慢して、見事なスパートで振り切った中村匠吾選手が優勝、粘りに粘った服部勇馬選手が2位。日本記録保持者の大本命、大迫傑選手が3位。その後の東京マラソンで大迫選手が文句なしに日本記録を樹立して代表に内定したのは記憶に新しいところ。
そんな壮絶な代表争いをして、オリンピックの座を勝ち取った選手や、そのほかの選手、その他の競技の選手や関係者、暗く落ち込んだ日本、世界のためにもオリンピックは開催してほしいと思うのは僕だけでしょうか。
まとめ
マラソンの話をかくとつい長くなってしまう悪いクセ。
楽しくマラソンを見て、そしてぜひ自身も走ってもらえるとダイエット後のモチベーション、健康のためにもいいのではないでしょうか!
それでは!