著者
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美脚美尻美姿勢を丸ごと手に入れる
美筋トレ専門パーソナルトレーナー
上野 喜貴(うえの よしたか)
埼玉県坂戸市出身
3人兄姉の長男として生まれ、幼少期から野球を始める。プロを目指し日々練習に取り組むが断念。
肘をケガした経験や、より多くの方にスポーツを楽しんでもらいたいという想いからスポーツトレーナーの専門学校へ進学。
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こんにちは!
代表の上野です( ´∀`)
さて今日のテーマは「筋肉はいらないもの?」ということでいきましょう!
先日、友人の結婚式に出席しました。同級生の結婚式だったので高校時代の友人が数人集まり、主役の新郎ももちろんですが、我々出席者も楽しませてもらいました。
披露宴後の2次会にて、高校の同級生がこんなことを言っていました。
A「体重を落としたいんだけど何かいい方法ある?」
トレーナーをやっていると割と聞かれる質問ですね!
そんな中、別のちょっと太ってしまっていた友人Bがこう答えていました。
B「体重だけなら食わなきゃ痩せるよ」
A「でも筋肉落ちちゃうじゃん」
B「上野(私)は仕事で筋肉つけたほうがいいけど一般人の俺らは必要最低限でいいじゃん」
A「それもそうだな」
なるほどなるほど!
トレーニングをしていない人たちはこういう考えなのね!
確かに、友人達は運動らしい運動は特にしてないし、たまにゴルフに行くくらい。家族がいるので子供達と遊んだり買い物に行って重いものを持ったりするくらいはあるでしょうが、確かに著しく筋力が低下していなければ筋肉が少なくても問題視するようなものではないかもしれないですね。
そして、そんな話をお客様としていたら、確かにトレーニングしてない人は、ダイエットに興味はあるけどトレーニングにはないかもしれないですね!とおっしゃっていました。
なるほどなるほど!
ということで解説していきましょう!
筋肉はどれくらいあればいい?
筋肉量というのは、体重によって比例しますが、体重が多く、脂肪が多いタイプの方は筋肉量自体は多くても筋肉率は低くなります。筋肉率とは体重に占める筋肉の割合、体脂肪率という数字は聞いたことあると思いますが、体脂肪率は男性で20%、女性で28%くらいを超えるとやや肥満という感じになってきます。
筋肉率は男性は30%、女性は25%程度を下回るとちょっと少ないという感じになってくるでしょう。
つまり男性なら30以上40%程度の間、女性なら25%から35%程度の数字だったら平均的、理想的となると思っていていいと思います。
ではざっくりと筋肉率の出し方をお伝えすると
体重×体脂肪率=体脂肪量
体重−体脂肪量=除脂肪体重
除脂肪体重÷2=筋肉量
筋肉量÷体重=筋肉率
実際に、自分で計算して多いか少ないかをチェックしてみましょう!
筋肉が少ないと?
大体の方は平均くらいの筋肉率になるはず(平均だからね)もし少ないと判定される数字だった場合はどんなことが起こるか?
多少少ない分には、そこまで大きな支障はないでしょう。しかし年齢とともに徐々に支障が出てきます。
例えば転びそうになっても踏ん張れないとか、階段を上るのがしんどいとか、荷物が重いとか形に出る支障もあるし、代謝が悪くなることによって、体脂肪が増えて、内科的な病気になったりなど目に見えない支障が出てきます。
なので37歳の友人は確かに現時点での筋肉量は正直、野球をやっていたこともあるし、ゴルフなどの運動も普通にできるので増やさなくても支障はないでしょう!
大きな間違い
先ほど、37歳の男性で筋肉量が平均くらいあればムキムキマッチョになりたい人じゃなければすごーく増やす必要はないと言いましたが、これは大きな間違い、勘違いが潜んでいます。
確かに増やさなくても問題ないでしょう。食生活に気をつけていれば太ることもないので、友人Bが言う通り、食べなやきゃ痩せます。
しかし、そうするとどうなるか?
それは体重が減るとともに筋肉量も落ちます。
つまり、太ってしまって、体重を落とそうと食べないダイエットをして数キロ落とすと筋肉量も減ります。
通常の食事に戻すと体重は元に戻ります。その際に増えるのは体脂肪です。体脂肪が増えて体重が増えたので食べないダイエットをします。体重は減ります。筋肉量も減ります。また食事を戻すとさらに筋肉量が減っている状態になります。
つまり食べないダイエットを繰り返すと筋肉量がどんどん減ってしまいます。もちろん消えて無くなってしまうわけじゃないし、最低限、動いたりなんなりする筋肉は保たれますが、少しずつ減ってしまいます。
大丈夫なのは今だけってことです。
つまり、食べなきゃ痩せる(それもそのうち減らなくなる)けど、筋肉量も落ちるので、筋肉を増やしてモリモリマッチョになりたくはない人でも筋肉を落とさないように筋トレが必要ってことです。
ダイエットに筋トレはセットなのです。
パーソナルトレーニングジムくるりでは、モリモリマッチョになるための激しい筋トレは行なっていません。しかし、適当に楽なトレーニングをしてもらっているわけでもありません。
正直にいうと、筋トレは楽ではありません。むしろキツイです。しかし、キツイといっても耐えられないほどのきつさであったり、炎天下でグラウンド10周走る!などの無理難題ではなく、自身が出来る範囲で筋肉がつくようなレベルに設定して行うので、キツイけどそれが原因でやめてしまった人は今までいません。
ということでまとめると
筋トレはマッチョになるためにやるのではなく、それ相応の筋肉を維持するために行います。食べないダイエットなど無理なことをすると、体脂肪だけではなくて、筋肉量も落ちて、代謝が悪くなったり、病気になりやすくなってしまうというリスクがあるため、しっかりと筋トレをして筋肉を鍛えて筋肉量を維持し、健康なそして美しい体を保っていきましょう!
トレーナー上野からのお話でした!
さんきゅー!