704 マラソンを楽しく見る方法②

マラソンを楽しく見る方法〜その2〜

 

こんにちは上野です( ´∀`)

その2です!笑

 

現在の選考方法

 

そんな毎回物議を出す選考会、しかし大人の事情で各マラソン大会をオリンピック選考会から外すわけにはいかない。

本当は一発勝負にしたい。

しかし、一発勝負にすると一発屋が出てオリンピックで活躍してくれるかどうかもわからない。

けどアメリカは全種目一発勝負で決めている。それを見習ったほうがいいんではないか。

そんな方法を練りに練った結果が今の方法。

それがMGCってやつです。

オリンピックは4年に一度です。

オリンピックの翌年から前年までの3年間で設定された大会で設定されたタイムをクリアするとMGC、マラソングランドチャンピオンシップの出場権が得られます。

そしてオリンピック前年の秋に、MGCの出場権を持つ選手によるいわゆる日本選手権を行い、よーいどんで勝ったやつが代表っていう決め方に変わりました。

これにより、オリンピックの選考会から外れると思いきや、MGCの挑戦権を手に入れるための大会として各大会は質を保ち、かつ、1回だけ好走してもMGCで勝たなくてはいけないという最低でも2回は好走する必要があるので一発屋は生まれづらい。

そして同じ条件で同じレースで速い人が代表になるという文句のつけようがない方法になったのです。

さらにさらに、前年の秋に行うと約1年前に代表が決まってしまいます。

その年の冬に開催される選考会だったレースはどうなるの?オリンピックを目指す選手は出ないの?スポンサーつく?大丈夫?

それどころかその大会で日本記録とか世界記録が出たらその選手はもうオリンピックには出られないの?

そんな悩みも全て吹き飛ばすシステムが、MGCファイナルチャレンジ。

本戦のMGCで決まる代表枠は2名ずつ。

優勝と2位の選手だけが内定します。

あと1名ずつの選考はどうするかと言ったら、明確な基準が設けられています。

今回のパリでいえば

男子はMGC3位に入った選手または福岡、大阪、東京の各大会で2時間5分50秒を切った日本人最速の選手と決められています。

つまり本戦で2位までに入れなかった選手は残り1つの代表の座をかけてその3つの大会に参戦します。

そこで2時間5分50秒を超える選手が出なければ3位の選手が、超える選手が出たら超えた中で一番速い選手が選ばれることになっています。

レース内容は一切関係がありません。

仮にその大会20位でも2時間5分49秒ならそれが日本人1位なら内定します。

 

前回の東京五輪

 

このシステムは前回の東京五輪から始まりました。

その時を振り返りましょう。

各大会でMGCの出場権を獲得し、集まった選手たち。

当時は国立競技場が工事中のため外苑前からのスタート。

当時日本記録を更新した優勝候補筆頭の設楽悠太選手が前日に、スタートから飛び出す宣言。

そしてその宣言通りにスタート直後から集団より抜け出し、トップを独走します。

スタート直後の地点で見ていた私もすでに差をつけていたことに驚きました。

中盤以降どんどん設楽選手と後続の差が広がり、選手の中には1位は設楽選手で2位を狙うしかないという気持ちもあったそうです。

しかし、終盤、設楽選手が失速し始めると、後続が追いつきます。

そして残り数キロのところでスパートした中村選手、それにくらいつく服部勇馬選手、そして当時の日本記録保持者の大迫選手が前を追う展開。

しかし最後まで逃げ切った中村選手が優勝、粘った服部選手が2位、最後、追いつくことができなかった大迫選手が3位になりました。

そしてその後のファイナルチャレンジに進むわけですが、男子のu設定タイムは当時の大迫選手が持っていた日本記録の2時間5分50秒。

つまりオリンピック代表になるには日本記録の更新が求められたのです。

さらにその中で熟考したであろう大迫選手陣営。

なぜなら、日本記録を更新されなければ大迫選手が選ばれるわけでわざわざ年に2回もマラソンを走らなくてもいいし、オリンピックまで自分のペースで調整できるわけです。

大迫選手が下した決断は、自身が東京マラソンに出場し、設定タイムを破ることを決めたのです。

福岡では日本記録は更新されず、むかえた東京マラソン。

大迫選手は自らの日本記録2時間5分50秒を超える2時間5分29秒でゴールし、見事に東京オリンピックの設定記録を破り内定を決めました。(これは超カッコ良かった)

本戦の東京五輪は、コロナの影響で1年後になったり、北海道でやったりと大変でしたが、大迫選手が入賞を果たしましたね。

一方女子は、MGCで前田穂南選手が独走で優勝し、オリンピック代表を決めます。2位は鈴木亜由子選手が粘って代表の座をゲット。

3位は小原選手が入りましたが、ファイナルチャレンジに出場をします。

ファイナルチャレンジはさいたま、大阪国際、名古屋ウィメンズの3つ。

さいたまはコースの設定上、タイムが出にくいとされ有力選手が避けたこともあり設定記録は破れず、大阪ではMGCでも優勝候補に挙げられていた松田選手が見事に設定記録を破り、あとは名古屋の結果待ち。

当時は、松田選手の記録を名古屋で破るのは厳しいだろうと思われていました。

松田選手は実力者でもあり、素晴らしいタイムを出したことでほぼ内定くらいの雰囲気でしたが、それをさらにクリアしたのが一山選手。

松田選手の記録を破り、国内最速タイムでオリンピック代表を決めました。

結果、本戦では前田選手、鈴木選手よりも一山選手が入賞という結果を出し、男女ともファイナルチャレンジで選出された選手が最上位となりました。

 

続く

 

著者

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美脚美尻美姿勢を丸ごと手に入れる
美筋トレ専門パーソナルトレーナー

 

 

 

上野 喜貴(うえの よしたか)

埼玉県坂戸市出身

3人兄姉の長男として生まれ、幼少期から野球を始める。プロを目指し日々練習に取り組むが断念。

肘をケガした経験や、より多くの方にスポーツを楽しんでもらいたいという想いからスポーツトレーナーの専門学校へ進学。

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