パーソナルトレーナーの上野です(^^)/
昨日は
福岡国際マラソン
久々に2時間、ゆっくり全レースを見ることが
出来たので記事にしたいと思います。
①東京オリンピックマラソン代表選考の流れ
②福岡国際マラソンについて
③一般の方のマラソン練習について
④ランニングを始めるにあたって
①東京オリンピックマラソン代表選考について
2020年に東京でオリンピックが開催されますが
陸上のマラソン代表の選考方法は今まで指定された
いくつかの大会で上位の成績を残した人から選考委員が
選ぶという方法でした。
しかも出場枠が3に対して大会は4、前年の世界陸上
上位者がいると内定が出るため4個の大会に対して
2人を選ぶという難しいものでした。
そこで瀬古リーダーを始めとするプロジェクトが発足し
選考方法を
この大会で優勝、準優勝した人
に設定したんですね。
もう1名は色々な状況を加味して選考するそう
例えば選考レースには出れなかったけど
日本記録を連発したとか、世界陸上で金メダルを
獲ったとか。
とにかく2019年9月に行われるMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)で
優勝、準優勝すればオリンピック出場が決まるという
シンプルなものになったわけです。
そしてそのMGCに出場するために昨年から指定された大会で
一定の成績を残すというのが条件になりました。
昨日の福岡国際マラソンはまさにそのレースの1つというわけです。
②福岡国際マラソンについて
現在のところ有力なランナーは
先日、日本記録を更新し、5分台ランナーとなった
大迫傑選手
東京マラソンで16年ぶりに日本記録を更新した
設楽悠太選手
その東京マラソンで6分台、アジアチャンピオンになった
井上大仁選手
この3強と言われていましたが
昨日、その設楽選手を破り、また4分台のタイムを持つ海外勢に
勝利し、かつ2時間7分27秒という好タイムをマークしたのが
服部勇馬選手
でした。
30キロまで息をひそめ、淡々とペースを刻み、エネルギーを使わない
ように走り、給水もバッチリ!
30キロでペースメーカーが離れてからは海外勢2人と服部選手という
グループになり、そこから海外勢もついていけず本人が課題と挙げていた
35キロ以降からは独走!
見事な走りで優勝というレースでした!
昔、現駒澤大コーチの藤田敦史選手が日本記録を更新した
レースを見てゾクゾクしたことを覚えていますが
その時と同じような感覚におちいりました!
ということで今回のレースを圧倒的な強さで勝った
服部選手を加え、さらにはまだまだ選考レースは
ありますのでもっと多くの有力選手が出てくると
来年のMGC、そして東京オリンピックが楽しく
なるかと思います!
③一般の方のマラソン練習
大迫選手はアメリカでスピードを磨く練習を
設楽選手は長い距離を走らない練習を
川内選手は毎週毎週レースに参加するという方法
これは上記選手だから成せる練習方法と言っても
過言ではないかと思います。
今回、服部選手は40キロ走を今までの倍にして
望んだそうです。
大迫選手や設楽選手の活躍により
短い距離を練習してもマラソンを走れると思った
一般の方は私だけではないかもしれません。
(という長い距離を走りたくないいいわけにしていた)
しかし、やはり我々一般のランナーは長い距離を踏むこと
が大事になってくると思います。
私が怠けて長い距離を走らなかった年と
がんばって月間距離を伸ばした年ではタイムに
20分以上の差が出ました。
もちろんいろいろな要素が絡まってはいますが
個人的にはやはり長い距離を走ることは
フルマラソン練習においては重要と考えます。
ということで嫌がらずに30キロ走、40キロ走に
チャレンジしてみてください!
※オーバーワークやケガがある方は無理しないでね
④ランニングを始めるにあたって
30キロ走や40キロ走ってそんな無理だべー
って思っている方も多々いらっしゃると思います。
私も出来ればやりたくないです。笑
ランニングをこれから始めるという方は
出場するレースを10キロとかハーフとか
短い距離にして長い距離を練習できるように
なったらフルにチャレンジするという流れが
ベストだと私は考えています。
ほんとちなみに言うと・・・
私は若いころのノリで
友人A「マラソン出ようぜ!」
私「いいね出よう~」
友人A「フルマラソンいけるっしょ??」
私「当然でしょ~!」
ってな感じで初レースがフルマラソンで
もう二度とフルマラソンなんかに出るか!
って思った記憶があります。
たまたま完走出来た私ですが皆様はケガや
順番を考えたら徐々に始めることをおススメします!
いきなりフルマラソンだ!
という強者はがんばってください!笑
それでは!